古をたずねてポタリング
徘徊から帰国。
この模様は順次アップして行くのでよろしく☆
で、
帰ってきたばかりですが日本の古をたずねてポタリングと言うことで、
熊野古道の中辺路と大辺路の分岐点で熊野への入り口だったことから口熊野と呼ばれる上富田町でクロスバイクを町営のレンタサイクルでお借りしてゆるポタしてきました。
世界遺産「紀伊山地の霊場と参詣道」に追加登録された八上王子跡と稲葉根王子跡ももちろん訪れましたが印象に残ったのは
岡川八幡神社
一応舗装はしてあるもののロードでは絶対に踏み込みたくない石や枝や泥や葉っぱが散乱する沢沿いの細い林道を慎重に進んでいくとこの神社が突如現れます。
小さな祠ですがきちんと管理された神社。
それでいて木々に囲まれ苔に覆われた森に溶け込んだ佇まいに心落ち着かされます。
そしてもうひとつ。
田中神社
田んぼの中にぽつんとある小さな森の神社。
岡藤のつるが鳥居に迫る姿は印象的。
そしてこの田中神社の森は和歌山県の指定天然記念物だそう。
実は先程の岡川八幡神社とこの田中神社は繋がりがあって、そもそもこの田中神社は大水害の際に岡川八幡神社が森ごと流されてこの地に流れついたのが創建という言い伝え。
ちなみに今回右端のグリーンのクロスバイクで巡りました。
そして鳥居の左奥にある楠の大樹。
実はその根本に江戸時代にあった手水鉢を飲み込んで成長した大木なのです。
現在ではほぼその姿を楠の中に取り込まれてしまった手水鉢。
なんでも絶対に楠から外れないことから勝負に勝つパワーを授かるパワースポットになっているようです。
古代の神秘と自然に抱かれるゆるゆるポタリング。
朝来(あっそ)駅にある町営のレンタサイクル1日500円を利用してふらっと2、3時間のんびりと楽しめました。